ソシアルビルの高架水槽は、ビル内の各テナントに水を供給するための重要な設備です。
ビル内の水圧や供給が不安定になるだけでなく、錆びや腐食によって水槽が崩壊するリスクや、材質の劣化による漏水や異物の混入リスクなど、衛生的な問題を生じさせかねません。
定期的な点検と迅速な修繕、衛生管理の強化など、老朽化に伴うリスクを最小限に抑えることが重要です。
複数のテナントから「エレベーターが止まっている」と連絡を受け確認すると、エレベーターの動作が不安定で一部のフロアで停止していることが判明した。
調査の結果、エレベーターの機械室に大量の水が流れ込んでいることが判明。水の侵入経路を探ると、屋上の高架水槽からの水漏れが原因であることが明らかになり、エレベーターの制御パネルやモーター、電気配線のショートにより、数日間はエレベーターの使用ができなかった。
居酒屋を営むテナントから「水が濁っている」「水圧が低い」と不具合の連絡があり、業者によって調査を開始。結果、屋上の高架水槽が老朽化により亀裂が入っていることを発見。さらに調査を進めると、亀裂部分から水漏れがあり、水槽内にはサビや異物が混入していた。
ビル8階のテナントで天井からの水漏れが発生。床に水滴が落ちテーブルや椅子が濡れる被害が生じていた。原因を調査すると屋上の高架水槽に小さな亀裂が多数あり、それによって漏れた水が屋上を流れ、排水溝や防水層の一部に溜まり下層階の天井に侵入していた。
これらのケースでは、いずれも高架水槽の底部に錆びや腐食が見られました。年月の経過とともに進行し、目立たない小さな亀裂となって多数現れます。また、水圧や気温の変動により拡大し、大量の水漏れが発生することもあります。
被害は、高架水槽を設置している屋上だけにとどまらず、排水溝や防水層の一部に溜まり、やがて下層階の室内やエレベーターにまで流れ込みます。
特に飲食店で使用する水が安全ではなくなり営業停止を余儀なくされる場合やエレベーターが使えない。さらにトイレの水圧が低下し近隣の施設を利用しなければならなくなるなど、営業面で大きな打撃となります。
経年劣化は保険適用外
この漏水トラブルにより、管理会社としてはビルの定期的な点検とメンテナンスの重要性を再認識し、老朽化した設備の再調査と修理・交換を徹底する必要があることを学びました。
また、迅速な対応とテナントへの適切な状況説明が、信頼関係維持に欠かせないことも明確になりました。
専門業者を即座に手配し、高架水槽の応急処置として、亀裂部分の修復を行う。
老朽化がみられる高架水槽は新しい水槽に交換を計画する。
定期的な水質検査を徹底し、安全基準を満たしていることを確認する。
テナントに対して問題発生時や修理交換の連絡を行い、協力を呼びかける。
管理会社の立場である大鵬管財株式会社としては、24時間対応の連絡手段を確保。迅速かつ適切な対応を取ることでリスクを最小限に抑え、ビルの運営とオーナー様の利益を守ることに努めます。
大鵬管財株式会社では、ソシアルビルの専門的な管理を通じて、オーナー様の資産価値向上と効率的な運営をお手伝いしています。
経験豊富なスタッフが、ビル運営から保守管理まで一貫して対応。各テナントのニーズに合わせた柔軟な対応と緊急時の迅速なサポートで、テナントの満足度を最大化します。
省エネ対策や効率的なメンテナンス計画により、無駄の排除とコストの最適化を目指し、オーナー様の収益性を高めます。
遠隔防犯カメラを導入することで、リアルタイムにモニタリングを行い安全とビルのイメージアップにも貢献します。
常に変化する法規制に迅速に対応し、リスクを最小限に抑えるためのアドバイスと実行をお約束します。テナントの安全とオーナー様の資産保護に全力を尽くします。
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